1.overture
2.蘇生
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
二車線の国道をまたぐように架かる虹を
自分のものにしようとして
カメラ向けた
光っていて大きくて
透けてる三色の虹に
ピントが上手く合わずに
やがて虹はきえた
胸を揺さぶる憧れや理想は
やっと手にした瞬間に その姿消すんだ
でも何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行く
そしていつか君と見た夢の続きを
暗闇から僕を呼ぶ
明日の声に耳を澄ませる
そうだ心に架けた虹がある
カーテンが風を受け
大きくたなびいている
そこに見え隠れしている
テレビに目をやる
アジアの極東で
僕がかけられていた魔法は
誰かが見破ってしまった
トリックに解け出した
君は誰だ? そして僕は何処?
誰も知らない景色を探す
旅へと出ようか
そう何度でも 何度でも
君は生まれ変わって行ける
そしていつか捨ててきた夢の続きを
ノートには 消し去れはしない昨日が
ページを汚してても
まだ描き続けたい未来がある
叶いもしない夢を見るのは
もう止めにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗り替えればいいさ
そう思ってんだ
変えていくんだ
きっと出来るんだ
そう何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行ける
そしていつか捨ててきた夢の続きを
暗闇から僕を呼ぶ
明日の声に耳を澄ませる
今も心に虹があるんだ
何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行ける
そうだ まだやりかけの未来がある
3.Dear wonderful world
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
Oh Baby 通り雨が上がったら
鼻歌でも歌って歩こう
この醜くも美しい世界で
無駄なことなど きっと何一つとしてないさ
君の身の上話のひとつでも聞かせてよ
Oh Baby 通り雨が上がるまで
カプチーノでも頼んで待とうか?
この醜くも美しい世界で
4.one two three
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
「戦闘服よりはブレザーがよく似合う」
浴びせられた最終の嫌みが胸をえぐる
君の目からすれば いかにもステレオタイプの半端者だっただろう
高らかな望みは のっけから持ってない
でも だからといって将来を諦める気もない
ぬるま湯の冥利と分別を知った者特有の
もろく 鈍く 持て餘す ほろ苦い悲しみ
客寄せ用の無数の風船が
気圧に逆らって散っていった
破裂寸前の自分の心境を それとダブらせてみたりして
僕ならいつも冗談めかしてたりするけれど
ずっと ずっと 考えているんだ
その場しのぎで振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ
別の未来へと向くベクトル 寂しくたって
一歩 一歩 踏み出してかなくちゃ
胸の奥で繰り返す秒読み
今 前人未到の未来へ 1.2.3!
要人を乗っけた黒光りの車
間近で鳴らすクラクションに老人はたじろぐ
いろんな人いるなぁ 僕は君のことを思い出してた 横断歩道
目の前のリングが有刺鉄線でも
そこに立つチャンスをそっと狙ってるんだよ
逆転勝ちをしてる光景を目に浮かべ ニヤリ
いつか君に見せよう 戦闘服のカウントスリー
薄暗がりで僕が見ていた一筋の光りに手をやって
世にも奇妙な力手に入れる
なんてある訳が無いけれど
ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」見てからは
もっと もっと 確信に近いな
暗闇で振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ
大人になりきれなくて逆恨みしたけれど
うんと うんと 感謝しているんだ
愛しき人よ 君に幸あるように
もう 後ろなんか見ないぜ 1.2.3!
5.渇いたkiss
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
生温い空気がベッドに沈黙を連れてくる
もう うんざりしてるのは僕だって気付いてる
君が最後の答えを口にしてしまう前に
渇いたキスで塞いでしまう
それでなんとか今をしのげればいいのに
いつからか君は取り繕い 不覚にも僕は嘘を見破り
よくあるフォーマットの上 片一方の踵で乗り上げてしまうんだ
誰かが禁断の実摘み取り 再び次の果実が実る
揺るぎのない決心に凍りつく顔
力のない瞳が映すのは僕という過去なんだ
くたびれたスニーカーがベランダで雨に打たれてる
線香花火 はしゃいでた記憶と一緒に
日に焼けたショーツの痕を やたら気にしてたろう
あんなポーズが この胸を
今もかき乱しているとは知らずに
Oh Baby Don't go
ある日君が眠りに就く時 僕の言葉を思い出せばいい
そして自分を責めて 途方に暮れて
切ない夢を見ればいい
とりあえず僕はいつも通り 駆け足で地下鉄に乗り込む
何もなかった顔で 何処吹く風
こんなにも自分を俯瞰で見れる
性格を少し呪うんだ
総ての想いを絶ち切ろうとする度
まとわりつくような胸の痛み
Oh Baby Don't go
ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時
生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ
桃色のケロイドに変わればいい
時々疼きながら
平気な顔をしながら
6.youthful days
作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai
にわか雨が通り過ぎてった午後に
水溜まりは空を映し出している
二つの車輪で 僕らそれに飛び込んだ
羽のように広がって 水しぶきがあがって
君は笑う 悪戯に ニヤニヤと
僕も笑う 声を上げ ゲラゲラと
歪んだ景色に取り囲まれても
君を抱いたら 不安は姿を消すんだ
※胸の鐘の音を鳴らしてよ
壊れるほどの抱擁とキスで
あらわに心をさらしてよ
ずっと二人でいられたらいい※
「サボテンが赤い花を付けたよ」と言って
「急いでおいで」って僕に催促をする
何回も繰り返し 僕ら乾杯をしたんだ
だけど朝になって 花はしおれてしまって
君の指 花びらを撫でてたろう
僕は思う その仕草 セクシーだと
表通りには花もないくせに
トゲが多いから 油断していると刺さるや
胸の鐘の音を鳴らしてよ
切ないほどの抱擁とキスで
乾いた心を濡らしてよ
ただ二人でいられたらいい
生臭くて柔らかい温もりを抱きしめる時
(I got back youthful days)
くすぐったい様な乱暴に君の本能が応じてる時
(I got back youthful days)
苦しさにも似た感情に もう名前なんてなくていいんだよ
(I got back youthful days)
日常が押し殺してきた 剥き出しの自分を感じる
繋いだ手を放さないでよ
腐敗のムードを かわして明日を奪うんだ
(※くりかえし)
いつも二人でいられたらいい
在黃昏的海上 被夕陽映染著臉頰的妳
我比誰都 比什麼都 還喜歡著
我們總是倆人一起 看著這片海洋
頂著太陽 相互依靠著肩膀
就這樣一整天笑著
妳是否伸長著妳美麗的脖子
一直在等待著我呢
就像是在夢裡一樣
夏天又再次結束了 又要說再見了
時間漸漸地分開著妳我
即使把玩具手錶的指針給回轉
什麼也不會改變 Oh I will miss you
從遇見了妳之後 我什麼都定不下心來地
重複插上那沒有意義的幸運鑰匙
我比誰都還想要早點見到妳
驅趕著腳踏車 在那盛夏的早上
起浪的時候
等秋天來的時候我們 再回到那原來的老地方
用和此時一樣的心情
夏天又再次結束了 又要說再見了
時間漸漸地分開著妳我
就算沒有說出口 靜靜地離去了
不管何時 在我的心中 Oh I will miss you
在那開著仙人牚的坡道上 跑著下來的妳
回頭看著的那天空的光亮 至今仍...
夏天又再次結束了 又要說再見了
時間漸漸地分開著妳我
即使把玩具手錶的指針給回轉
什麼也不會改變 Oh I will miss you
SHITS IN~3
4。8 Debut!
7.ファスナー
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
昨日 君が自分から下ろしたスカートのファスナー
およそ期待した通りのあれが僕を締めつけた
大切にしなきゃならないものが
この世にはいっぱいあるという
でもそれが君じゃないこと
今日 僕は気付いてしまった
きっと ウルトラマンのそれのように
君の背中にもファスナーが付いていて
僕の手の届かない闇の中で
違う顔を誰かに見せているんだろう
そんなの知っている
帰り際 リビングで僕が上げてやるファスナー
御座なりの優しさは 今一つ精彩を欠くんだ
慾望が苦し紛れに
次の標的(ターゲット)を探している
でもそれが君じゃないこと
想像してみて少し萎えてしまう
もしも ウルトラマンのそれのように
総ての事にはファスナーが付いていて
僕が背中見せているその隙に
牙を剥くつもりでも 信じてみる値打ちは
あると思えるんだ
きっと 仮面ライダーのそれのように
僕の背中にもファスナーが付いていて
何処か心の奥の暗い場所で
目を腫らして大声で泣きじゃくってるのかも
きっと ウルトラマンのそれのように
君の背中にはファスナーが付いていて
僕にそれを剥がし取る術はなくても
記憶の中焼き付けて
そっと胸のファスナーに閉じ込めるんだ
惜しみない敬意と愛を込めてファスナーを・・・
8.Bird Cage
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
綺麗なはずのすっとした手も
これで見納めかなぁ?
今になっちゃえば名残り惜しく思える
話し合ったって何一つ
分かり合えないけど
終わりにするって答えだけは同じ
あなたの口づけで僕が変われたならいいのに
お互いの両手は自分のことで塞がってる
笑いながら はしゃぎながら
誤魔化してきた 叫び声が
胸の 奥に 響く
重く 重く 重く
間抜けな神様が僕らを
つがいで飼おうとして
狭い鳥篭に入れたなら今頃
絵に描いたような幸せが
訪れていたのかなぁ?
発狂しないで僕ら暮らしていたかなぁ?
あなたの溜め息で
世界が曇るはずないのに
真面目な顔をして悩める女を演じてた
そのプライドを保ちながら
迷いながら 妥協しながら
日毎 愛情は 渇く
孤独 孤独 孤独
明日から僕ら晴れて自由の身だ
鳥篭のドアはもう開いてるんだ
だから 遠く 遠くへ
オアシスの前で力尽きるとしても
明日へと 僕ら飛んでいかなくちゃなんない
ずっと 遠く 遠くへ
蒼い 浅い 昨日を嘆く
やがて 脆く 時が 洗い流していく
甘い記憶
遠く 遠く 遠く
遠く 遠く 遠くへ
9.LOVEはじめました
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
「相変わらずだね」って 昔付き合ってた女にそう言われた
良く取っていいのか悪い意味なのか?
良く分からずしばらくヘラヘラ笑ってた
不意に視線を上げれば 極彩色 ネオン街の光だ
おやじに買われて ホテルで刺される 少女を描いた 映画を思い出した
路肩に止まった車で売ってる 何たらケバブーをほおばる
屍 回して あぶって 切り裂き 小さくなった そのお肉をほおばる
LOVE はじめました
そいつで大きくなりました
LOVE はじめました
あぁ お口に合いましたか?
殺人現場にやじうま達が暇潰しで群がる
中高生達が携帯片手にカメラに向かってピースサインを送る
犯人はともかく まずはお前らが死刑になりゃいいんだ
でも このあとニュースで中田のインタビューがあるから
それ見てから考えるとしようか
LOVE よく冷えております
時代の向かい風も受けて
LOVE よく冷えております
あぁ イッキに飲み干せたらな
この街の中で押し合いへし合い 僕らは歩いてく
多少の摩擦があっても 擦れずに 心を磨いて行くなんて出来るかなぁ
坊主が屏風に上手に坊主の絵を書くと言うだろう
なら僕は愛してる人に 愛してるという ひねりのない歌を歌おう
意味なんかないさ 深くもないし 韻だって踏んでない
ただ 偽りなく 飾りもない
まぎれもない 想いだけがそこにはあるんだ
LOVE はじめました
毎度毎度のことですが
LOVE はじめました
去年よりおいしくできました
LOVE はじめました
そいつで大人になりました
LOVE はじめました
あぁ お口に合いましたか?
10.UFO
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
「上手くいかないことばかりだよ」と
君が肩を落とすから 気が付けば抱き寄せてた
あの日 一緒に見た奇妙な光
アダムスキーだなんだと茶化して帳消しにしたいんだろう
腫れ物を觸るみたいな 核心を避ける話題
冷めかけたスパゲティーをフォークに巻き付けては
甘い憂鬱を噛みしめる
バランスとるのはやめて 愛を吐き出したら
つぐんでた昨日より 胸のつかえはなくなるけど
どうかなぁ
互いの胸のうちに気付いてる以上
僕らは共犯者だ 念を押して確かめなくても
僕を信じきっているあの人を 嫌いになれもしないから
よけい 分かんなくなるんだよ
なぜ二人 今になって惹きあってしまうんだろう
遥か彼方から飛来する未知の光が
僕らを包んで
迷いも苦しみもない世界へと連れ去る
身勝手なその夢は
低空飛行の旅客機の地響きに
はぎ取られた
遥か彼方から飛来する未知の光が
僕らを包んで
迷いも苦しみもない世界へと誘う
あのUFOが出てくる夢
僕の心を無重力の宇宙(そら)へ浮かべる
二人を 夢の中へ連れてっておくれ
UFO来ないかなぁ
11.Drawing
作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai
遠い遠い子供の頃夢で見た景色が
一瞬フラッシュバックしたんだ
笑いながら僕の頬にキスをする少女が
君とオーバーラップして 淡い光の曇り空に
フワフワな時を刻んでいく
この素晴らしい 煩わしい気持ちを
真空パックしておけないもんかなぁ
※絵に描いたとしても
時と共に何かが色褪せてしまうでしょう
永遠はいつでも
形のない儚い幻影(かげ)
君と共に 僕の元に※
もっともっと上手に
いろんな絵を描けたなら
やっぱり君を描きたいな
僕にとって君とは
つまりそう小さな点
そしてあらゆる総て
デタラメと嘘の奥に
本当の答えが眠っている
この素晴らしい 慌ただしい
人生を二人三脚で越えて行けるかなぁ
どんな場面でも
僕の絵には必ず君が描かれていて
目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる
君はいつも 僕のノートに
(※くり返し)
そしていつも 僕のノートに
12.君が好き
作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai
もしもまだ願いが一つ叶うとしたら・・・
そんな空想を広げ
一日中ぼんやり過ごせば
月も濁る東京の夜だ
そしてひねり出した答えは
君が好き
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい
夜の淵 アパートの脇
くたびれた自販機で二つ 缶コーヒーを買って
僕の手が君の涙拭えるとしたら
それは素敵だけど
君もまた僕と似たような
誰にも踏み込まれたくない
領域を隠し持っているんだろう
君が好き
この響きに 潜んでる温い惰性の匂いがしても
繰り返し 繰り返し
煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして
歩道橋の上には 見慣れてしまった
濁った月が浮かんでいて
汚れていってしまう 僕らにそっと
あぁ 空しく何かを訴えている
君が好き
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい
夜の淵 君を待ち
行き場のない 想いがまた夜空に浮かんで
君が好き 君が好き
煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして
13.いつでも微笑みを
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
狭い路地に 黒いスーツの人達
急な不幸がその家にあったという
命は果てるもの 分かってはいるけど
何もかも思い通りになったとしても
すぐ次の不満を探してしまうだろう
決して満たされない 誰かが傷付いても
いつでも微笑みを
そんな歌が昔あったような
今こそ その歌を
僕達は歌うべきじゃないかなぁ
いつでも微笑みを
そんな歌が昔あったような
悲劇の真ん中じゃ その歌は
意味をなくしてしまうかなぁ
もし僕がこの世から巣立って逝っても
君の中で僕は生き続けるだろう
そう思えば何とか やっていけそうだよ
そう だからいつも いつでも微笑(えみ)を いつでも微笑を
いつでも微笑を
14.優しい歌
作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai
誰かが救いの手を 君に差し出している
だけど 今はそれに気付けずにいるんだろう
しらけムードの僕等は 胸の中の洞窟に
住みつく魔物と対峙していけるかな
一吹きで消えそうな 儚い願い
言いかけて飲み込んで 恥ずかしくなる
魂の歌 くすぶってた 照れ隠しの裏に忍ばせた
確信犯の声
出口の無い自問自答 何度繰り返しても
やっぱり僕は僕でしかないなら
どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう
このスニーカーのヒモを結んだなら さぁ行こう
簡単に平伏した あの日の誓い
思い出して歯癢くて 思わず叫ぶ
後悔の歌 甘えていた 鏡の中の男に今
復讐を誓う
群衆の中に立って 空を見れば
大切な物に気付いて 狂おしくなる
優しい歌 忘れていた 誰かの為に
小さな火をくべるよな
愛する喜びに 満ちあふれた歌
15.It's a wonderful world
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
Oh Baby 通り雨が上がるまで
カプチーノでも頼んで待とうか?
この醜くも美しい世界で
無駄なものなど きっと何一つとしてないさ
突然 訪れる鈍い悲しみであっても
忘れないで君のことを僕は必要としていて
同じようにそれ以上に想ってる人もいる
あなどらないで僕らにはまだやれることがある
手遅れじゃない まだ間に合うさ
この世界は今日も美しい そうだ美しい
Oh Baby 通り雨が上がったら
鼻歌でも歌って歩こう
この醜くも美しい世界で
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